日々の事 25.09.09
2025.09.09
OPEN HOUSE
OPEN HOUSEに向けて
現場が進行しています。
外部と内部が並行して。
外は外壁仕上げ、
内部は内装・家具工事。
かすがい建築舎、初採用の
桧小幅板天井羽目板。
細かくスリットが入るので
天井にリズム感が出て繊細な印象。
これから全体に色味が入り、
家具が付くことでしっかり空間が
締まると思います。
残り1カ月弱。追い込みだ。
残枠 残り2枠OPENHOUSEです。
仮称 辻堂の家
こちらは木工事残り一か月。
こちらも4速にギアを上げて
行くところです。
吹き抜け全景
吹き抜けサッシは、
冬場の日射取得を目的とした
嵌め殺し(FIX)窓にしています。
出来るだけ景色だけ切り取り、
すっきり見せれるよう、
サッシ框を消し、ガラスのみ
を現すように。
窓は近年、アルミサッシから
樹脂サッシになり、対候性や
耐久性、強度の理由で
サッシ框がだいぶ太くなり
見え方がだいぶ変わりました。
この樹脂サッシの框を少し
コントロールする意思が
設計施工の現場にあると
見え方もすっきりしてきます。
現場ではサッシ框を隠すように
サッシ枠や壁で仕上げていきます。
合わせて、サッシのつけ方や
外壁の厚さなどにも大きく
影響するので一概には言えない
ですが天井と壁に沿わせながら
窓を付けていくと
可能な限り窓を端的に
魅せれるなと思っています。
壁や天井にも陽光や光が
反射し、窓一つで空間が
整っていく感じ。
カリスマ的な人気を博し、
日本を代表している
九州の建築屋さんも
「間取りは窓取り」
というくらい、窓から
間取りを考える、窓の
在り方一つで空間が変わる
事からこの造語なんだと
思います。
私もここは
思いっきり同感で、
家造りで一番思慮している
部分かもしれません。
吹き抜け写真右手の開口には、
面した寝室の障子が付き
障子を開ければ、この
吹き抜けの窓の掃除が
出来るようにしています。
なぜか吹き抜け窓では
窓の下枠あたりで侵入してきた
虫が息絶えてしばしば虫の墓場
となります。
実用的な側面も
忘れないように。
全ての窓で同じことが
出来ることでもないのですが、
小さい見え方の差だけれども
どうせ窓を付けるわけだから、
どうせ同じことをするなら
いちいちそれをする理由付けと
矜持をもってその行いを
したいと思っています。
今月中旬の引っ越しを目指し、
必要なものをセカセカ
揃えています。
忙しくて苦しくも
やりがいのある日々です。