日々の事 25.10.02
2025.10.02
会合参加
新住協の会合 at 長野
自分の名前で仕事始めた頃から
私の出不精、人見知り、飲み会嫌い
が原因でできるだけこのような場に
行くのを避けていましたが、
家自体が高気密化、高断熱化に
移行していくのに従い、
換気や空調も無視できる存在では
なくなり、弊社のクライアントにも
住んだ後に大きな影響及ぼす
領域になり、自分たちでも
床下ACや小屋裏AC、第一種換気など
理屈で説明できるものは取り入れ
自分たちで試行錯誤をして環境を
作ってきましたが、どうやっても
そこを突き詰めないと
いけなくなってきた分野を
勉強するために、主に東北・
北海道の寒い地域で結露やカビ、
温熱環境と戦う工務店の方々が
主戦場の会合に出席してきました。
国が進めるUA値(外皮性能)だけでは
測れないものを数値化して
自分たちの家の内部の温熱環境を
管理していくような仕組みに
一つの可能性を感じて。
皆さん,熱い。
元々、存在は知っていて
新しい木製の外壁の防火仕様や
床下エアコンの仕組み、コスト
ダウンを図るために基礎の仕様
など様々な仕組みを構築しては
共有していく形で
率直にいいなと思いました。
すべてがすべて取り入れるものでは
ないですが、自分たちが作る家を
能動的にコントロールするため、
平たく言えば、会員みなで作って
試してみて、マイナーチェンジして
共有化し自らの家づくりに
取り入れるような事。
目に見えない事を数字で
背中を押してもらうような
ものを少し取り入れようと
思っています。
宗教みたいに盲目的な
事ではないですが、
自分の軸に沿うものを
取り入れていく所存です。
某所;新築工事 外構工事
夏に内部先行お引渡し、
引き続き外構工事を
継続していた物件。
外部からの視線をある程度
防げる高さで木製フェンス作り、
その向こうに大開口木製サッシ
とウッドデッキ
があります。
北側斜線がきつく、空地を
空けないといけない北側には
自転車置き場を。
家づくりにおいては、
家と緑がある庭は、
緑を愛でる、
見えない風を感じる、
夏場の日陰づくりのため、
セット品です!って
個人的には思っている
ところはありますが、
植栽や庭いじりがあまり
得意ではない
施主にとっても無理強い
しない良い形になったかな
と思っています。
家はやっぱり肩肘張らず
身の丈に合ったその家の
素形にしたいという想いが
根底にあります。
私たち設計者は、どこかで
家を作品としてみる瞬間が
ありますが、価値観がドハマり
しているならそれでOKですが、
そうではない、その人の、
その家族の素形を引き出し、
そこにプロとしての要素を入れて
耐震、温熱環境、空間デザイン
のバランスをとっていく
ような形を作るのが
自分の生業だと感じています。
暮らしを楽しんでほしいです。
今週末は
OPEN HOUSE
いつものごとく
10時から17時まで
一時間刻みでびっちり。
喉が死ぬんです(歌手かよ)
弊社にすでに家づくりを
委任してくれている将来の
住まい手さん、
興味をもって初めて来て
くださる方、
現在、実施設計中のお施主さん、
皆さんが
何を感じて何を掴み、
ご自分の番の際に生かして
行くか、私たちに出来ることの
可能性を感じていただく時間に
なればと思っています。
外気温の上下に弱い体質の私、
風邪ひかないように寝る前の
布団、毛布選びに四苦八苦
しています。
昔は、部屋をキンキンにして
厚い布団かけて寝るのが好きでした。
もうそんな無駄なことはしないけど。