日々の事 25.05.15
2025.05.14
雨の日の外出は憂鬱だ。
でも、家の中や車の中、今はもう全く
しなくなったけど、テントの中から
聴く雨音が好き。
雨粒の跳ね返る音、雫の垂れる音、
ホワイトノイズともいうらしいですが
ちょっと私は違うかな、
あの不規則な反芻音が好きなんだなと思う。
似たような音に、里山で響く夜の
カエルの鳴き声、虫の音、葉っぱが
擦れ合う音も似ているなあと思う。
一枚隔てた向こう側は、おおわらわなのに
こちら側は守られている感覚で、
特に雨の日の休日は、本当の休日に
なるような気がしてワクワクします。
晴れていると、あそこ行って
掃除して洗濯してなんだか
あれこれやりたくなるというか、
やらなければという気になって
結局、休日ではなくなる。
雨だと、今日は雨だからいっか、
と自分を正当化してぐーだら
しても大いに許される感覚、
あれは幸せ。
雨の音も相まって、世間から
隔離される感じもたまらない。
趣味のサーフィンで
一年中、比較的肌が黒いからか、
私の素性をまだ知らない
住まい手や施主からはいつも
超アウトドアな人間で、
いい言葉では無いと思うが
陽キャだと思われている。
だが実態は、
酒飲まない(飲めない)、
宴会や集まりが嫌い、
集団の中に居るのが苦手、
声が大きい人が居ると萎縮、
一先ず知らない人が居ると
変な脇汗かく、
もちろん好んで人混みには行かない、
土曜日、日曜日、祝日が嫌い、
夏が嫌い。
好きでいうと
猫と家で一緒に
ぐーだらするのが好き、
料理できない期間が続くと
イライラする、
外食は基本落ち着かないから
家で食べたい(特に晩御飯)
テレビっ子、ラジオっ子、
AmazonのAudible始めたいと
最近よく思っている、
朝一の神社・お寺の雰囲気好き、
朝一と夕方のローカル感溢れる海好き
冬の寒さは嫌だが、
シーンという音が
聞こえるような冬の朝が好き。
そして平日ラブ。
冬の朝も雨の日が好きなのも、
理解されるかわからないけど
健やかな人々が封印されている感
が好きなんだと思う。
こう羅列すると、偏ったやつですね笑
私のプライベートな一つの側面で
あることは間違いないのですが、
仕事の側面はまた別で、どこかで
引率者であることが求められる
ので、アンテナ感度を保ち、
気を張り、色眼鏡とダンボの耳で
大事なことを逃さないように
常に気を張って構えているため、
そのギャップや反動でこう
のような側面が生まれている
んだろうと自分で分析してます。
有難いことに生業の
この仕事と趣味の
サーフィンで十分刺激と
アドレナリンとワクワクと
非日常、体ほぐしを味わえるので、
自分の時間だけは心を落ち着かせる
事しかしたくないということ
にも繋がってると思います。
自分は本当に
インドアで家人間だとなあ
と書いてて再認識します。
一日お休み自体ほとんど
できていないので、なかなか
休みで雨の日に当たることは
少ないのですが、大多数の
憂鬱がる梅雨、心なしか
休日が雨になり、ぐーだら
出来る日を心待ちにしている
私が居ます。
そんな側面を持つ
家人間が生業にしている
かすがい建築舎です。
さて、鎌倉で6月7日8日に
予定していますOPENHOUSEは
枠がほぼ埋まりましたので、
問い合わせを頂き、日程調整を
しますとご連絡を頂いた方を除き、
受付を終了させて頂きます。
内部は今月末のお施主さんの
施主検査を控え、仕上げ工事真っ最中。
珪藻土が塗られ、壁の鈍い陰影が
クロスでは表現できない奥行きを感じます。
キッチンの細やかなタイルが繊細な
印象の造作キッチン。
北側コーナーサッシから落ち着いた
インドア人間が好む光が入ってきます。
階段吹き抜け ハイサイドライト。
朝起きて一番最初に見る外景色。
壁と天井に反射する光の在り方が好き。
5月末 上棟新築物件。
仮称 辻堂の家
自宅から自転車で5分。
信じられない距離で
新築が始まります。
基礎工事の完成が
見えてきました。
この物件も床下エアコンを採用するので
基礎の立ち上がりを出来るだけ少なくして
エアコンの風が行き渡るように設計。
この写真には見えないですが、
地中梁を設けることで、構造を担保し、
耐震等級3を満たしています。
5月の末に上棟を迎えます。
OPENHOUSEの鎌倉も5月末、
上棟も5月末。。。
勿論、土日には家造りの打ち合わせが
控えていて、慌ただしく、
5月が終わっていくことでしょう。
上棟の日だけは
雨はほんとにやめて。
新事務所工事
こちらも雨の始まりを予感して、
大工さんが外工事をを中心に
施工してくれています。
木製サッシと戸袋を
米松で造っています。
全く時間が取れなった
時に必要に迫られて設計した
新事務所。
実質、5時間ぐらいで
設計したものを
事務所・ショールームとしての
使い勝手、将来の使い方、予算
を考慮して
少しづつマイナーチェンジして
ものすごい短時間で図面化した
割には上手くできていると思います。
通常、自社事務所は練りに練って
会社の建築力を全面に出して
作っていくものですが、
かすがい建築舎
の場合は、そのような状況になく。。。
今になってここあーすればよかった
こーすればよかった目につきます。
やはり建築設計は、
ある一定の設計建築能力があれば
かけた時間に比例して
質は上がっていきます。
悔しいけど、そんな状況下ですが
少しでも弊社の住まい手や施主が
自邸の参考になる建物になるよう、
地域のシンボリックな建築になるよう
作り上げる所存です。
週末からプチ梅雨予報。
雨の日の朝に
を聞きながら過ごす時間を
夢見てますが、
映画のように
雨の中は歩きたくはなあ