日々の事 26.03.12
2026.03.12
先日、初めて秋田上陸。
雨樋のタニタハウジングウエア
さんのお誘いで秋田の設計施工会社、
もるくす建築社さんのところへ。
合わせてタニタさんが出されている
働く屋根こと、屋根一体型
太陽光パネルを見に。
藤沢から東海道と秋田新幹線で
約5時間。
だいたいこういう時って
なにかやることが増えて、
なんでこのタイミング?みたい
出来事に襲われるのですが、
まあ例外なく。。。
電車乗るまでが勝負でした。
遠かったけど、行かなきゃわからない
ような気づきが多かったなあと
思います。
MOLXさん事務所 外観

太陽光載っているのがわかるでしょうか?
越屋根に太陽光が載っています。屋根材は銅板なので
より色見が一体化してると思います。

太陽光パネルと屋根先の端部も
段差がなく、より一体性が増す。

事務所ファサード
atelier事務所内部

現場中の物件や
施工事例数件
事務所など見せていただき、
温暖な神奈川で家づくりをしていたら
決して気づけないような
秋田ならではの配慮や
佇まい、建物の在り方など
同じ家づくりだけど、
彼らは当たり前にやっている
ことだと思うが、
環境に寄り添う、
人間本来の暮らしに寄り添う
とは、みたいな部分の琴線
に触れられた気がして。
そのうえで温熱や構造、
デザインを成立させているので
非常に考えさせられました。
深く掘ると
マニアックな、ある意味
変態の部分でしか話せないような
所だったりするので割愛するのですが
わかりやすいのは融雪。

建物の前に人口の融雪小川。
なので建物へのアプローチは
橋を渡ったりするのです。
周辺環境が四方開けているため
街区での設計のように建物裏が
ないので家の外観全面が
ファサードになる。
そのため窓の配置なども
内部重視だけでは付けれず、
相当悩むだろうなあと。
MOLXの代表の佐藤さんは
お話のスライドの中で
造語らしいのですが、
「馴可」という言葉を
使ってました。

最近は夏の猛暑もありながら
冬は豪雪、土地柄、風も抜けまくる。
耐候性・風圧力・積雪荷重など
建物にとっては過酷な環境
での建築となる。
この考え方に基づく、
温熱や耐震の性能が環境変化して
上振れしてもよい余剰分の作り方
などもあるだろう。
どこかで割り切ってはいるけど
順応できるように思慮している
という自信もあるんだろう
という話し方だったように思う。
ただ、各部デティールや
納め方、内部使用などあえて
可変性、余白としたな
と思うようなところも
感じられず、かなり作り込んで、
(作り込まないとこうはならないなあ)
あれこれ変えられそうもない
なという部分もあるので、すべて
そういうわけにはいかないだろうが
変わる部分と変わらない部分
人間も歳を経て良い大人の
条件は、この柔軟性を持った
こだわりのある大人だと思う。
関東と秋田の違いで
当たり前が違うことに
改めて気づかされた。
気づかされた部分はあるけれど、
本質は一緒。
都市に生きてると
人が万能でなんでも操作
出来て、環境すらも支配する
勢いで謳歌してる姿が
目に余る。
だから画一的なモノが商品が
売れるのだと思う。
環境に人の行いを
アジャストしていくのが本来。
これ以上やめよう笑
宗教みたいになる。
全く観光などしてる
時間はなくて、時間に追われ
バタバタだったけど、
ちゃんと深呼吸
をしたような時間に
なりました。
時間ないくせに
欲張るのもたまには
悪くない。
